[セキュリティ対策]セキュリティについて


ネットワークを介した不正なアクセスやコンピューターウイルスによって大切なデータが破壊されたり、パソコン本体の盗難や無断使用により重要な機密情報が外部に漏えいしたりするケースが増えています。
いつトラブルに見舞われるかは予測がつきません。万一に備え、セキュリティ対策を行ってください。

適切なセキュリティ機能を使いましょう!

高度なセキュリティ機能を使うと、何回もパスワードを入力しなくてはならなかったり、1つでもパスワードを忘れると起動できなくなったり、データを読み出せなくなったりするなど、使い勝手が悪くなることがあります。お客さまの使い方にあった適切なセキュリティ機能を使ってください。

お客さまが設定されたパスワードなどのセキュリティに関する設定は当社のサービスセンターなどで解除することはできません。
有償での修理が必要になります。パスワードなどの設定内容は忘れないようにしてください。
「パソコンが起動しない」や「インターネットにアクセスしたら、ウイルスに感染してしまった」など、思わぬトラブルや故障に備えて、大切なデータはバックアップを取り、安全な場所に保管しておくことをおすすめします。
情報漏えいやウイルス感染などによる損害について、当社では一切責任を負いかねます。
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用途に合わせたセキュリティ対策を行いましょう!

使用環境や用途に合わせて、お客さまに行っていただきたいセキュリティ対策を「基本編」「応用編」「強化編」のステップに分けてご紹介いたします。ステップが進むほど安全性は高くなります。

セキュリティ設定ユーティリティで、各項目が設定できます。「基本編」「応用編」「強化編」それぞれの セキュリティ対策から、必要なものを組み合わせて設定してください。
「強化編」にあるデータの暗号化だけでは、安全性は高くなりません。必ず「基本編」「応用編」のセキュリティ機能と組み合わせて使ってください。
会社のネットワーク管理者から設定の指示などがある場合は、その指示に従ってください。
本書に記載している内容がすべての環境に適しているわけではありません。

  1. セキュリティ対策(基本編)
    パソコンを使う方全員に行っていただきたい対策です。
    詳細については、「セキュリティ対策(基本編)」をご覧ください。

  2. セキュリティ対策(応用編)
    主に、第三者による不正使用や情報漏えいを防ぐための対策です。1台のパソコンを複数の人でお使いの場合や、レッツノートシリーズを仕事でお使いの場合におすすめです。
    詳細については、「セキュリティ対策(応用編)」をご覧ください。

  3. セキュリティ対策(強化編)
    「応用編」にあるハードディスク保護機能を使うことで、第三者がハードディスク内の情報を読み出せない状態にすることができます。しかし、ハードディスクを分解し、内部の情報を直接読み出すことは技術的に可能です。
    レッツノートシリーズには、このような場合に備えて、ハードディスクの情報をファイルまたはフォルダー単位で暗号化する機能が用意されています。また、ファイルやパスワードを暗号化するときに使われる暗号鍵をハードディスクに記録するのではなく、セキュリティチップで管理する機能を備えています。
    詳細については、「セキュリティ対策(強化編)」をご覧ください。
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セキュリティ設定ユーティリティを設定しましょう!

レッツノートシリーズには、各種セキュリティ機能の一元管理や設定が簡単に行えるセキュリティ設定ユーティリティが用意されています。
起動時のパスワードやハードディスク保護など、セキュリティ上重要な項目の解除はセキュリティ設定ユーティリティからは行えません。それらを解除する場合は、セットアップユーティリティで行ってください。


  1. セキュリティ設定ユーティリティの設定方法
    手順をご覧になるには、下記のFAQを参照してください。

    セキュリティ設定ユーティリティの設定方法を教えてください。
      ≫ Windows 8
      ≫ Windows 7、Windows Vista、Windows XP
  2. セキュリティ設定ユーティリティの設定内容を保存する/読み込む
    セキュリティ設定ユーティリティで設定できる項目の一部を保存しておくことができます。これにより、パソコンの使用状況に応じてセキュリティの設定を一括して切り替えたり、元の設定に戻したりすることができます。
    別のパソコンのセキュリティ設定ユーティリティで保存した設定をレッツノートシリーズに読み込むこともできます。

    手順をご覧になるには、下記のFAQを参照してください。

    セキュリティ設定ユーティリティの設定内容を保存する方法を教えてください。
      ≫ Windows 8
      ≫ Windows 7、Windows Vista、Windows XP

    セキュリティ設定ユーティリティの設定内容を読み込む方法を教えてください。
      ≫ Windows 8
      ≫ Windows 7、Windows Vista、Windows XP

    セキュリティ設定ユーティリティを起動せずに設定を読み込むこともできます。
    正常に読み込みと設定が行われた場合は実行結果は表示されません。
    保存した設定のファイルをエクスプローラーなどでダブルクリックする。
    セキュリティ設定ユーティリティを起動するときに引数で指定する(ネットワーク管理者向け)。
    ワイルドカードは使用できません。
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