ここから本文です。
フォーカスを活用する
フォーカスの設定方法をご案内します。
フォーカスとは?
Windows11 からクロックアプリにフォーカス セッション機能が追加されました。
集中して作業したい時間を指定して開始するとタイマーが起動して設定されている集中時間や休憩時間を知らせてくれます。
利用中は応答不可モードがオンになり通知をオフにすることでより作業に集中することが可能です。
※設定により応答不可モードをオフにすることも可能です。
また、クロックアプリでMicrosoft アカウントにサインインすると各アプリと連携して利用することが可能です。
Microsoft To Do のタスクとフォーカスセッションを紐づけたり、SpotifyでBGMを流せます。
※本ページ内のリンクをクリックすると、用語説明の表示もしくは関連のページへ移動します。
※タッチパネル操作の場合は、「タップ」がマウスのクリック、「長押し」がマウスの右クリックと同じ操作になります。(タッチパネル搭載モデルのみ)
1.フォーカスセッションを開始する方法
フォーカスセッションを開始する方法を説明します。
-
画面下の
(スタートボタン)をクリックし、[クロック]をクリックします。
補足情報
スタートメニュー内に「クロック」がない場合は[すべてのアプリ]からクロックを探します。
-
[フォーカス セッション]をクリックし、「フォーカスする準備はできましたか?」の下にある
か
をクリックして、フォーカスセッションを利用したい時間(例:65分)を設定します。(初期状態では「30分」が設定されています。)
※設定時間は、1クリック15分間隔(10~50分の間は5分間隔)で10分~240分まで設定することが可能です。
※初めてクロックアプリを起動した場合に「フォーカス セッションを常に把握する」や「フォーカス セッションへようこそ」などと表示された場合は、[開始]をクリックしてください。
-
[フォーカス セッションを開始します]をクリックします。
-
フォーカスセッションが開始され、フォーカス期間(作業時間)や休憩時間の残り時間を表示するタイマーが起動します。
① 現在進行しているフォーカスセッションの内容が表示されます。
フォーカスセッションはフォーカス期間と休憩時間の合計時間で複数のセッションが構成されます。
残りの作業時間などを把握することが可能です。
②
(常に手前に表示)をクリックすると、他のアプリよりも手前にタイマー表示だけが表示されます。
③ 現在進行しているフォーカスセッションの残りの時間が表示されます。
※初期状態ではフォーカス期間は自動、休憩時間は5分と設定されているので、フォーカスセッションで設定した時間に合わせて自動でフォーカス期間が設定されます。(例:65分=【フォーカス期間】30分 +【休憩時間】5分 +【フォーカス期間】30分)
※フォーカス期間と休憩時間はクロックアプリの画面右下の設定から自由に設定することも可能です。
④
(フォーカス セッションの一時停止)をクリックすると、タイマーが一時停止されます。
一時停止中に表示される
(フォーカス セッションのリセット)をクリックすると、すぐにフォーカスセッションを終了することも可能です。
-
アラーム音と通知でそれぞれのセッションの終了を知らせてくれます。
セッションの区切りで終了する際には[セッションの停止]をクリックすると、すぐにフォーカスセッションを終了することが可能です。 指定した時間分のすべてのセッションが完了して終了する場合は、[閉じる]をクリックしてください。※セッション途中の[閉じる]をクリックすると、通知が閉じます。
セッション途中の通知
セッション完了時の通知
補足情報
フォーカスセッションは通知センターからも開始することが可能です。
画面右下の(日付と時間)をクリックして通知センターを開き、[-]か[+]をクリックし、フォーカスセッションを利用したい時間を指定します。[フォーカス]をクリックすると、フォーカスセッションが開始します。
2.フォーカスの設定をする方法
フォーカスの通知機能などの設定をする方法を説明します。
-
画面下の
(スタートボタン)をクリックし、
(設定)をクリックします。
※
(設定)がない場合は、キーボードの【Windows ロゴ】キー + 【I】キーを押すと同様の操作が可能です。
-
[システム]をクリックし、[フォーカス]をクリックします。
-
「フォーカス」をクリックして展開し、各項目を設定します。
① [フォーカス]ー[セッションの継続時間]
セッションの継続時間で作業時間を指定し、[フォーカス セッションを開始する]をクリックするとシステムからもフォーカスセッションを開始することが可能です。
※作業時間は「-」、「+」ボタンをクリックして設定してください。
1クリック15分間隔(5~30分の間は5分間隔)で5分~240分まで設定することが可能です。
② 次の項目はチェックの付け外しでフォーカスセッション中の通知機能の抑止などを個別に設定することが可能です。
※チェックはクリックすることで付け外しが可能です。
※初期状態はすべての項目が「オン」になっています。
■時計アプリでタイマーを表示する
フォーカスセッションを開始した際に、タイマーをデスクトップ上に表示するかどうかを設定する事が可能です。
■タスクバーアプリのバッジ(通知アイコン)を非表示にする
■タスクバーアプリの点滅を非表示にする
■応答不可をオンにする