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利用シーンに合った電源設定をする(電源プランの設定)

外出時やプレゼンテーションなど、利用シーンに合わせて電源プラン(省電力設定の組み合わせ)を切り替えたり、電源プランを構成する各省電力機能を詳細に設定したりすることができます。

お願い

電源プランを切り替える

用意されている電源プラン

8種類の電源プランが用意されています。

電源プラン 利用場面 内容(工場出荷時の設定)
バランス(推奨)*1 通常の利用 必要に応じて消費電力を増やしたり節約したりします。
「ディスプレイの電源を切る」は「パナソニックの電源管理(標準)」と同じ設定ですが、「コンピューターをスリープ状態にする」、[詳細設定]の[次の時間が経過後休止状態にする]および[ワイヤレスアダプターの設定]などが異なります。
省電力*1 アプリケーションソフトや周辺機器をあまり使わないとき パフォーマンスを抑えて消費電力を節約します。バッテリーの駆動時間や寿命を長くすることができます。
高パフォーマンス*1 アプリケーションソフトや周辺機器を頻繁に使うとき パソコンの処理速度を優先するため、消費電力が多くなります。
パナソニックの電源管理(標準)*2 通常の利用 ほとんどの使用環境にお勧めします。
パナソニックの電源管理(プレゼンテーション) プレゼンテーションを行うとき プレゼンテーション中に画面が真っ暗にならないように、スクリーンセーバーを禁止したり、自動的にスリープ状態に入らないようにしたりします。
パナソニックの電源管理(モバイル) 移動中など、長時間バッテリーで本機を使うとき バッテリーで使用しているときに電力を節約します。ACアダプターを接続するとパフォーマンスを優先します。
パナソニックの電源管理(省電力) 最も消費電力を節約したいとき パフォーマンスを抑えて電力を節約します。バッテリーの駆動時間を長くすることができます。
パナソニックの電源管理(放熱優先) 本機が熱いときなど パフォーマンスを抑えたり、冷却ファンを高速に設定したりして、本体の発熱を抑えます。

*1 : Windows標準の電源プランです。

*2 : 工場出荷時の設定

電源プランを切り替える

電源プランを切り替えます。切り替え後、一定時間で元の電源プランに戻したいときに、戻し忘れを防止する機能も設定できます。

電源プラン戻し忘れ防止機能を設定した場合、指定した時間が経過すると、次の画面が表示されます。元の電源プランに戻す場合は[はい]を、戻さない場合は[いいえ]をクリックします。

パナソニック独自の省電力機能を設定する

電源プランを構成する省電力機能には、Windowsにあらかじめ用意されている機能と、パナソニックが独自に追加した機能の2種類があります。ここでは、パナソニック独自の省電力機能(電源プラン拡張)の設定について説明します。

お知らせ

電源プラン拡張の設定項目

項目 省電力の内容
画面の省電力機能 バッテリーで使用している状態で、内部LCDの明るさが20%以下になったとき、自動的に内部LCDのリフレッシュレートを40Hzに下げる(有効)/下げない(無効)を切り替える。

※40Hzに切り替わると、画面がちらつくことがあります(工場出荷時は[無効](60Hz)に設定)。CF-SX3シリーズをお使いの場合、動画を再生したとき、滑らかに再生できない場合があります。
非対応モデルでは表示されません。

ファン制御モード 冷却ファンの回転を、本機の温度に合わせて調節(標準)/回転を速めて発熱を抑える(高速)/回転を抑えてファンの音を小さくする(低速)に切り替える。

※この項目の設定は、「電源プラン拡張の手動切り替え」の手順でも切り替えることができます。

※Dashboard for Panasonic PCの[Basic]ページの[ファンモード]タイルでも切り替えることができます。

スクリーンセーバー スクリーンセーバーの有効(許可)/無効(禁止)を切り替える。
スリープ中の内蔵有線LANの電源 有線LANのLAN Wake Up機能を使用する(オン)/使用しない(オフ)を切り替える。
※[オフ]にすると、スリープ状態/休止状態での消費電力が抑えられます。

※[オフ]のときは、スリープ状態で有線LANの電源を切るため、ネットワーク上の他のパソコンを使って本機をリジュームできなくなります。有線のLAN Wake Up機能をお使いになる場合は、[オン]に設定する必要があります。

※この設定は、再起動後に有効になります。

インテル(R) ビデオドライバーの省電力機能 インテル(R) ディスプレイ省電テクノロジ
インテル(R) ディスプレイ省電テクノロジの効き目を、無効:画質最高/有効1:低/有効2/有効3/有効4/有効5:高に切り替える。

※[有効]にすると、バッテリーで使用しているときにディスプレイの明るさを下げながら、コントラストや色を調整して、画質をある程度保ちます。

※画像や色の微妙な表現が必要な場合や、画像編集用アプリケーションソフトで画像を編集する場合は、[無効:画質最高]に設定することをお勧めします。

Intel(R) Graphics Render Standby Technology
描画などのグラフィック処理機能を使わないときは自動的に節電モードに入る(有効)/入らない(無効)を切り替える。
※この設定は、再起動後に有効になります。
バッテリーのエコノミーモード(ECO) バッテリーパックの満充電容量を80%(有効)/100%(無効)に切り替える。

※[有効]のときは、バッテリー駆動時間は短くなりますが、満充電(100%)によるバッテリーパックの劣化が軽減され、バッテリーパックの寿命が延びます。バッテリー駆動時間を長くしたいときは、[無効]にしてください。

※この項目の設定は、「電源プラン拡張の手動切り替え」の手順でも切り替えることができます。

※Dashboard for Panasonic PCの[System]ページの[ECOモード]タイルでも切り替えることができます。

オプティカルディスクドライブの電源
(CF-SX3シリーズのみ)
内蔵CD/DVDドライブの電源をオン/オフ/1分でオフ/3分でオフ/5分でオフ/自動オフ無効に切り替える。

※以下の場合は自動で切ることができません。

  • CD/DVDドライブにメディアが入っている場合。
  • 外付けDVDドライブが接続されている場合。
  • Totalmedia Backup & Record、ArcSoft ShowBiz(CF-SX3シリーズのスーパーマルチドライブ搭載モデルにのみインストール)が起動中で対象ドライブが内蔵CD/DVDドライブの場合。

※以下の場合は手動でも自動でも切ることができません。

  • PowerDVDの起動中。
  • CD/DVDドライブ使用中。

※CD/DVDドライブの電源をオンまたはオフに切り替えても、自動オフの設定は変更されません。

※この項目の設定は、「電源プラン拡張の手動切り替え」の手順でも切り替えることができます。

電源プラン戻し忘れ防止機能 電源プランを切り替えたとき、一定時間後に元の電源プランに戻す機能を使う(有効)/使わない(無効)を切り替える。
バッテリーの充電スピード バッテリーの充電スピードの標準/ゆっくりを切り替える。
(標準)は、本機での標準のスピードで充電を行います。(ゆっくり)は、本機での標準のスピードと比較して、ゆっくりと充電を行います。充電に使用する電流値を低くし、ACアダプターの表面温度上昇を抑えます。充電スピードが、(標準)、(ゆっくり)のいずれもACアダプターの表面は熱くなりますが、異常ではありません。

※ただしこの機能は電源プランに連動しません。(工場出荷時は[標準]に設定)

電源プラン拡張の手動切り替え

上記の表のうち、ファン制御モード、オプティカルディスクドライブの電源(CF-SX3シリーズのみ)は、手動で切り替えが可能です。

お知らせ
  1. 次のいずれかの手順で「電源プラン拡張」のメニューを表示してください。
  2. 表示されたメニューの[拡張設定 手動一時切替]から設定したい項目をクリックしてください。
    現在の設定にはチェックマークが付いています。

    (CF-SX3シリーズの画面です。CF-NX3シリーズの場合は[オプティカルディスクドライブの電源]は表示されません。)

電源プラン拡張の詳細設定

電源プラン拡張を個別に設定できます。状況に応じて設定してください。

お知らせ

Windows標準の省電力機能を設定する

Windows標準の省電力機能には、ハードディスクやディスプレイの電源が切れるまでの時間の設定、スリープや休止状態に移行するまでの時間の設定、各種デバイスの設定などがあります。
詳しくは、Windowsの「ヘルプとサポート」をご覧ください。

電源プランをカスタマイズする

電源プランは、工場出荷時に8種類用意されています。電源プランをコピーして新しいプランを作成したり、電源プランの設定を変更したりすることができます。

電源プラン拡張ユーティリティを使う

電源プラン拡張ユーティリティでは、次の操作を行うことができます。

Windowsの電源オプションを使う

電源プランのカスタマイズはWindowsの電源オプションでも行うことができます。

お知らせ

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