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スリープ状態/休止状態を使う
しばらく席を外すなど、一定時間操作しないときは、休止状態を使って消費電力を抑えることができます。
アプリケーションソフトを終了することなく電源を切るため、電源を入れると、電源を切る前に使用していた状態(アプリケーションソフトやファイル)が画面に表示されます(これを「リジューム」といいます)。このため、すぐに操作を始めることができます。
スリープ状態と休止状態の違い
スリープ状態 |
メモリー |
短い |
必要 スリープ状態のときに電力の供給がなくなると、保持されていたデータは失われます。 |
休止状態 |
ハードディスクまたはSSD |
やや長い |
不要 データ保持のために電力は必要ありません。しかし、ACアダプターを接続またはバッテリーパックを取り付けているとき、本体は電力を消費します。 |
スリープ状態/休止状態にする
4つの方法があります。
休止状態になるまで1~2分程度かかる場合があります。画面には何も表示されませんが、そのままお待ちください。
スリープ状態になると、電源状態表示ランプが点滅し、休止状態になると、電源状態表示ランプが消灯します。
Fnキーを使う
- スリープ状態にする
【Fn】+【F7】を押します。
- 休止状態にする
【Fn】+【F10】を押します。
Windowsの終了画面を使う
[チャーム]-
(設定)-
(電源)をクリックし、[スリープ]をクリックします。(この方法で[休止状態]は選べません。)
電源スイッチをスライドする
電源スイッチを1秒間スライドし、手を離します。設定に従いスリープ状態/休止状態に移行します(工場出荷時はスリープ状態に移行します)。
お知らせ
- 電源スイッチから手を離した後、電源状態表示ランプ
が消灯または点滅するまで電源スイッチを操作しないでください。
電源スイッチを4秒以上スライドしたままにすると、スリープ状態/休止状態に移行せず電源が切れます(強制終了)。この場合、保存していないデータは失われます。
工場出荷時の設定では、省電力機能が有効に設定されているため、電源スイッチをスライドしてもビープ音が鳴りません。
ビープ音を鳴らす場合は、「音が出ない/ビープ音が鳴らない」をご覧ください。
ビープ音を鳴らす設定にしていても、【Fn】+【F4】を押してスピーカーをオフにしている場合、ビープ音は鳴りません。また、【Fn】+【F5】を押してスピーカーのボリュームを小さくしている場合、ビープ音も小さくなります。
設定を変更する
設定を変更することで、スリープ状態ではなく、休止状態やシャットダウン、何もしない設定にすることもできます。
[何もしない]に設定した場合は、スリープ状態/休止状態には移行しません。
電源スイッチの設定を変更する
設定方法
- スタート画面の左下の下矢印をクリック(タッチパネル搭載モデルでは、画面の下から上にスワイプ)する。
- 「Windowsシステムツール」の[コントロールパネル]をクリックする。
- [システムとセキュリティ]をクリックする。
- [電源ボタンの動作の変更]をクリックする。
- [電源ボタンを押したときの動作]の設定を変更する。
- [変更の保存]をクリックする。
をクリックし、ウィンドウを閉じる。
ディスプレイを閉じる
ディスプレイを閉じると、設定に従ってスリープ状態/休止状態に移行します(工場出荷時はスリープ状態に移行します)。
きちんとディスプレイを閉じていなかったり、ディスプレイを閉じた後すぐにディスプレイを開けたりすると、スリープ状態/休止状態に移行しないことがあります。
設定を変更する
設定を変更することで、スリープ状態ではなく、休止状態やシャットダウン、何もしない設定にすることもできます。
[何もしない]に設定した場合は、スリープ状態/休止状態には移行しません。
ディスプレイを閉じたときの設定を変更する
設定方法
- スタート画面の左下の下矢印をクリック(タッチパネル搭載モデルでは、画面の下から上にスワイプ)する。
- 「Windowsシステムツール」の[コントロールパネル]をクリックする。
- [システムとセキュリティ]をクリックする。
- [電源ボタンの動作の変更]をクリックする。
- [カバーを閉じたときの動作]の設定を変更する。
- [変更の保存]をクリックする。
をクリックし、ウィンドウを閉じる。
リジュームする(スリープ状態/休止状態からの復帰)
2つの方法があります。
お願い
工場出荷時は、USBキーボードのキーを押したり外付けマウスをクリックしたりすると、スリープ状態からリジュームするように設定されています。リジュームしないようにするには、設定を変更する必要があります。
リジュームの設定をする
設定方法
- 管理者のユーザーアカウントでサインインする。
- スタート画面の左下の下矢印をクリック(タッチパネル搭載モデルでは、画面の下から上にスワイプ)する。
- 「Windowsシステムツール」メニューの[PC]をクリックする。
- [コンピューター]-[システムのプロパティ]をクリックする。
- [デバイスマネージャー]をクリックする。
- USBキーボードを接続している場合は[キーボード]を、外付けマウスを接続している場合は[マウスとそのほかのポインティングデバイス]をダブルクリックし、該当のデバイスをダブルクリックする。
- [電源の管理]をクリックし、[このデバイスで、コンピューターのスタンバイ状態を解除できるようにする]をクリックし、チェックマークを付ける。
スリープ状態でUSBキーボードや外付けマウスを操作すると、リジュームします。
リジュームさせない場合は、チェックマークを外します。
- [OK]をクリックする。
をクリックし、ウィンドウを閉じる。
電源スイッチをスライドする
ディスプレイを開ける
次の場合は、ディスプレイを開けるとリジュームします。
- [カバーを閉じたときの動作]を[スリープ状態]や[休止状態]に設定し、ディスプレイを閉じた場合
- スリープ状態/休止状態に入ってからディスプレイを閉じた場合
リジュームしない場合は、電源スイッチをスライドしてください。
スリープ状態/休止状態に移行するまでの時間を変更する
工場出荷時は、操作やデバイスへのアクセスがない状態が一定時間続くと、スリープ状態/休止状態に移行します。
移行するまでの時間は変更することができます。また、ディスプレイの電源が切れるまでの時間も変更できます。
スリープ状態/休止状態に移行するまでの時間を変更する
お知らせ
- スリープ状態/休止状態に移行するまでの時間は、電源プランごとに設定できます。
- 休止状態に移行するまでの時間を変更する場合は、工場出荷時の設定(1080分)以外に設定しないでください。
1080分よりも短く設定すると、スリープ状態から休止状態へ移行する頻度が高くなります。移行時はハードディスクにデータを書き込むため、持ち運んでいるときに振動が加わると同時に移行すると、故障の原因になる場合があります。短く設定した場合は、本機を持ち運ばないようにしてください。
自動的にスリープ状態/休止状態に移行しないようにする
自動的にスリープ状態/休止状態に移行しないようにする
インテル® スマート・コネクト・テクノロジーの設定方法
インテル® スマート・コネクト・テクノロジーを設定するには、次の手順を行ってください。
- デスクトップ画面の右下の
をクリックし、タスクトレイのインテル® スマート・コネクト・テクノロジーのアイコンをクリックする。
- 「データの更新」を ON 側に設定する。
- システムを更新する頻度を選択する。
- 「スケジュールをカスタマイズ」を選択すると、更新を実行する時間(開始時刻、終了時刻を1時間単位で設定可能)と、更新を実行する曜日を選択することができます。
インテル® スマート・コネクト・テクノロジーの設定を変更したいときは、次の手順を行ってください。
- デスクトップ画面の右下の
をクリックし、タスクトレイのインテル® スマート・コネクト・テクノロジーのアイコンをクリックする。
- 表示される画面の「設定を変更」をクリックする。
使用上のお願い
パソコンの動作を安定させるため、定期的に(1週間に1回程度)、スリープ状態/休止状態機能を使わないでWindowsを終了してください。
スリープ状態/休止状態に入る前
- 保存していないデータや編集中のファイルを保存してください。
SD/SDHC/SDXCメモリーカード、外付けのDVDドライブ、ハードディスク、ATAカードなどの外部装置のファイルを開いているときは、ファイルを閉じてください。
- 次の場合、スリープ状態/休止状態に入らないでください。
実行中のファイルやデータが壊れたり、これらの機能や周辺機器およびWindowsが正常に動作しなくなったりすることがあります。
スリープ状態/休止状態処理中
スリープ状態の場合は電源状態表示ランプ
が点滅するまで、休止状態の場合は電源状態表示ランプ
が消灯するまで、次のことを行わないでください。
- キーボードやタッチパッド、電源スイッチの操作
- 外部マウスなど、周辺機器の操作
- ACアダプターやSD/SDHC/SDXCメモリーカードなどの抜き挿し
- ディスプレイの開閉
- イジェクトボタンの操作
- 無線切り替えスイッチの操作
スリープ状態/休止状態のとき
- 周辺機器の取り付け/取り外しを行わないでください。
- スリープ状態のままで長時間使わない場合は、必ずACアダプターを接続してください。
スリープ状態のときは、電力が消費されています。電力の供給がなくなると、保持されていたデータは失われますので、長時間スリープ状態のままにする場合は、必ずACアダプターを接続してください。
- LAN Wake Up機能を有効に設定している場合、スリープ状態/休止状態でのバッテリー残量保持期間は短くなります。
バッテリー残量保持期間については、『取扱説明書 活用ガイド』または『取扱説明書 基本ガイド』をご覧ください。
リジューム後
リジューム後、Windowsの画面が完全に復帰して初期化などが完了するまで(画面が復帰して約15秒間/ネットワークに接続している場合は約60秒間)、次のことを行わないでください。
- キーボード(パスワードの入力は除く)やタッチパッド、電源スイッチの操作
- 外部マウスなど、周辺機器の操作
- ACアダプターやSD/SDHC/SDXCメモリーカードなどの抜き挿し
- ディスプレイの開閉
- Windowsの終了や再起動
- スリープ状態/休止状態機能の使用
- イジェクトボタンの操作
- 無線切り替えスイッチの操作