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2005年07月07日公開
2013年04月01日更新

パナソニック株式会社
AVCネットワークス社
ITプロダクツ事業部

内蔵セキュリティチップ(TPM)ご使用時のお願い

平素は Panasonic PC をご愛用いただき、誠にありがとうございます。

レッツノートCF-R4G、T4G、W4G、Y4Gシリーズに搭載されているTPMを利用して特定のファイルを暗号化すると、コンピューターを起動できなくなるなどの問題が発生する場合があります。

本問題を改善するためのアップデートプログラムを公開致しましたので、下記よりダウンロードの上、導入くださいますようお願い致します。


CF-R4G、T4G、W4G、Y4Gシリーズ 個人向けPC用アップデートプログラム

CF-R4G、T4G、W4G、Y4Gシリーズ 法人向けPC用アップデートプログラム


なお、アップデートプログラムを導入されない場合、TPMをご利用の際には、以下の点にご注意ください。

Infineonフォルダーに含まれるサブフォルダーおよびファイルは絶対に暗号化しないでください。

TPMを利用するためにSecurity Platformをインストールすると、次のフォルダーにInfineonフォルダーが作成されます (デフォルトでインストールした場合)。

太字の部分は隠しフォルダーのため工場出荷時の設定では表示されません。

  • C:\Documents and Settings\Administrator\Application Data\Infineon\
  • C:\Documents and Settings\All Users\Application Data\Infineon
  • C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\Infineon

Documents and Settingsフォルダーごと暗号化すると、Infineonフォルダーも暗号化されてしまいますのでご注意ください。

TPM復元用のバックアップファイル(下記3つのファイル)は暗号化しないでください。
・緊急時復元用トークンSpEmRecToken.xml
・緊急時復元用アーカイブSpEmRecArchive.xml
・ユーザーバックアップSpBackupArchive.xml
(緊急時復元用トークンおよびユーザーバックアップは、デフォルトで操作した場合は[マイドキュメント]フォルダーの中に作成されます。)

隠しフォルダーを表示する方法

  1. [スタート]-[マイコンピュータ]をクリックします。
  2. [ツール]-[フォルダオプション]-[表示]をクリックし、[詳細設定]内の[すべてのファイルとフォルダを表示する]を選択して[OK]をクリックします。

暗号化ファイル専用フォルダーを作成する方法

新しく暗号化専用のフォルダーを作成し、暗号化したいファイルをフォルダー内に作成または保存する。

  1. [スタート]-[マイドキュメント]をクリックします。
  2. 「マイドキュメント」の画面上で右クリックし、[新規作成] - [ フォルダ] をクリックします。必要に応じてフォルダーに名前を付けます。
  3. 作成したフォルダーを右クリックし、[ 暗号化] をクリックします。画面に従って操作すると、フォルダーが暗号化されます。

TPMの詳細については、C:\util\drivers\tpm\README.pdfをご覧ください。

以上

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