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2019年10月08日公開

パナソニック株式会社
コネクティッドソリューションズ社
モバイルソリューションズ事業部

Sierra社製 ワイヤレスWAN GPS Week Rollover 対策ツールについて

平素は、パナソニックパソコンをご愛用いただき、誠にありがとうございます。

GPSが発する週の情報がリセットされる現象(ロールオーバー)の影響で、Sierra社の対象モジュールにおいて、2019年11月3日以降にモジュールのGPSが出力する年月日に間違った値が出力されます。時刻および位置情報には影響ありません。
GPSからの年月日の情報を使用していない場合は該当しないため、対応いただく必要はありません。

対策ツールがSierra社の下記サイトにて公開されております。
(ツールの取得にはユーザ登録が必要です)
  ≫ AirPrime EM/MC Series - GPS Week Rollover Tool(英文)

上記Sierra社サイトからの取得ができない場合は、ダウンロードページより取得し、手順に従って実行ください。

なお、本掲載内容は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

■対象機種

下記の機種でワイヤレスWANモジュール(EM7305/EM7355/EM7330/MC7305/MC7355)を搭載したものが対象です。
Let's note
 CF-RZ5、SZ5、MX5、LX5シリーズ
 CF-RZ4、SX4、NX4、MX4、LX4シリーズ
 CF-AX3、SX3、NX3、MX3、LX3シリーズ
TOUGHBOOK
 CF-314、20Aシリーズ
 CF-C2Cシリーズ
TOUGHPAD
 FZ-M1A、M1C、M1D、M1Fシリーズ
 FZ-G1F、G1L、G1Rシリーズ
 FZ-A2Aシリーズ
 FZ-B2B、B2Dシリーズ
※ Android搭載機種(FZ-A2、FZ-B2)は対策ツールが公開されていないため、対応は未定です。

■対象ファームウェア

下記のファームウェア情報を持つワイヤレスWANモジュールが対象です。
ワイヤレスWANモジュール ファームウェアのバージョン
EM7305
EM7355
EM7330
MC7305
MC7355
SWI9X15C_05.xx
※ ファームウェアのバージョンは、下記の手順でご確認ください。
Windows 8.1以降の場合
  1. 【Windows】キーを押します。
  2. [設定]−[ネットワークとインターネット]−[携帯電話]−[詳細オプション]を選択します。
  3. 「ファームウェア:」の欄を確認します。
Windows 7の場合
  1. 【Windows】キーを押します。
  2. 「コンピューター」を右クリックし、「管理」を選択します。
  3. [デバイスマネージャー]−[モデム]−[Sierra Wireless WWAN Modem]を右クリックし、[プロパティ]を選択します。
  4. 「診断」タブにて、「モデムの照会」を選択します。
  5. 「モデム情報」の「応答」にある「Revision:」の欄を確認します。
※ ファームウェアのバージョンが SWI9X15C_05.xx 未満(SWI9X15C_04.xx 等)の場合の対応は未定です。

■対象ツール

当社では対策ツールを公開しています。
対象機種 対象OS 対策ツール 最終更新日
上記の対象機種 Windows 10
Windows 8.1
Windows 7
GO 2019年10月8日
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